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【保存版】大手メーカー転職で使った転職エージェントと転職サイト8選

東証一部上場・国内外で有名な大手メーカーに新卒で入社し11年勤務。その後、別業界の大手メーカーへ転職を経験した私が、実際に使った転職エージェントと転職サイトを紹介します。

  • 今、大手に勤めてるからできれば次も大手に転職したい
  • 大手のネームバリューを捨てたくない
  • 最低限今の年収が下がらない転職がしたい
  • 新卒から長年働いてきたから転職のことがわからない

このような人は、ぜひ参考にしてください。

まずは相性のいいエージェンを最低1社見つけることが命綱

初めての転職であれば、まずは大手の転職エージェントにとりあえず登録しましょう。

エージェントによって細かく違いはありますが、正直エージェントの人との相性がかなり重要 です。

面談をしてみて、相性やその後の連絡の頻度など、結構人によってマチマチでした。

大手のエージェントは質が高いのと、提供してもらえる情報も一定以上のものなので、少なくとも1社はやり取りしておいた方がいいです。特に大手企業を狙っている場合は、小さな転職エージェントや特化型エージェントよりも、圧倒的に大手に情報が集まってきます。

私は大手エージェントとは一通り面談をしていて、最終的に使っていたのは2社。メインで使っていたのはdodaで、最終的に決めた企業はリクルートエージェントからの応募でした。

あまり増やしてもやり取りが面倒なので(エージェントの人ごめんなさい)、2社くらいに絞っておくのがちょうどいいと感じました。

もちろん相性のいい1社だけでも問題はありません。ただ、別の角度からのアドバイスをくれたので、2社くらい選んでおくといい判断材料になるかな、という印象でした。

大手企業の転職に欠かせなかった転職エージェントと転職サイト8選

大企業からの転職で私がおすすめするサービスがこちら。

 

実際に私が登録して使っていたものを中心に選びました。

簡単に解説していきますね。

リクルートエージェント

私が転職した今の会社は、リクルートエージェントを使いました。

リクルートのよかった点は、職務経歴書の添削

初回面談で職務経歴書のドラフトを持って行きました。後日添削を送ってもらったんですが、この時に作ったものを最後まで使いました。

後々ある程度自分でカスタマイズはしましたが、他のエージェントに持って行っても直しゼロ。結構いい状態のものが最初から作れたのは感謝です。

また、面接前に企業の情報や、面接の雰囲気やメンバーなど細かい情報をもらえたので、事前に準備して挑めました。

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doda転職エージェント

メインでやり取りしていたのがdodaのエージェントでした。

面接前や後、それ以外の時もかなりマメに連絡をくれたので、頻繁に相談をしていましたね。

面接の練習もここでやってもらって、かなり緊張したのを覚えています^^;

面接のポイントや、志望動機の作り方のコツなど、結構サポートしてもらったと思います。

あと一番感謝しているのが、企業面談の時にアドバイスをもらえたことです。最終的にリクルートで応募した会社に転職はしたんですが、企業と直接面談の際に、事前にアドバイスをもらったおかげで年収をあげられました

本当はdodaのエージェントさんの成果にしてもらいたいほど感謝しているんですが、残念ながら応募した企業の案件はdodaでは掲載がありませんでした…

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JACリクルートメント

実はこれだけ私使ったことないんです。

ただかなり評判がいいみたいで、最近周りでもJACリクルートメントを利用しているという声をよく聞きます。私がお金の勉強などで利用している「リベ大」でもオススメしていたので、間違いないと思います。

外資系の転職エージェントなんですが、コンサルの質がかなり高いみたいです。

ハイキャリア案件がかなり豊富なので、外資含めた大手企業の非公開求人も紹介してもらえます。

ただハイキャリアをうたっているので、そこを狙えない人材だと思われたら、求人紹介をしてもらえないこともあるそう。

しかし大手企業の出身や、大手を狙えるような実績がある人はきちんとサポートしてもらえる可能性が高いです。

ハイキャリアといっても年収600万以上からなので、大手企業に勤めてる人は、ビビらず紹介してもらったら意外といい出会いがあるかもしれません。

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マイナビエージェント

マイナビは人材関係の老舗ですね。新卒の就活のイメージが強いかもしれません。

就活サービスで大手企業とのつながりがあるので、大手の求人も割と豊富にそろっていました。

面談に行ってみた感じはかなりアットホームで、40代くらいの男性と20代くらいの女性とお話をしました。

リクルートエージェント、dodaは20代~30代の割と若い男性が出てきたのですが、オフィスの雰囲気といいTHE 安定感!という感じです。

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パソナキャリア

パソナは言わずと知れた、人材派遣の超大手です。

大手の転職エージェントなので、リクルートエージェント、doda、マイナビ同様に大手の案件や非公開求人も紹介してもらえます。

いくつか求人は紹介してもらったのですが、正直ほぼ記憶になく…
多分私の担当をしてくれたコンサル担当者と相性が合わなかったんだと思います。

周りの友人も使っていて、転職を決めていたので相性がいい人と当たればしっかりと良い案件を紹介してもらえます。

>> パソナキャリアはこちら

ビズリーチ

ビズリーチはもやはCMでおなじみですが、企業からのオファーやヘッドハンターからの連絡がばんばん来るスタイルです。

自分の職務経歴や条件を登録していると企業の人事や、合いそうな案件を持っているヘッドハンターから直接連絡がきます。

企業からの連絡の場合、面談確約の状態でオファーがくるので、気になる企業からのオファーがあれば書類選考なしでスムーズに進められます。

また、大手ばかり見ていると気づかない業界の紹介やオファーもあるので、転職の幅が広がります。

大手のエージェントは案件が多いことが非常に有利ですが、ある程度紹介してもらえる内容が似通っています。ビズリーチで連絡をもらったヘッドハンターとの面談では思ってもみなかった提案もあったので、視野を広げるためにも登録する価値はある かなと思います。

余談ですが、私の主人はビズリーチからの企業オファーで、外資企業への転職を決めました。

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リクナビNEXT

エージェントサービスではなく、転職サイトなのでたくさんの案件から自分で探して応募することができます。

エージェントに相談をしていると、似通った企業や分野の紹介になってくるので、自分で検索してみると紹介されていない案件に出会えたりします。

実際に私が転職した企業は、リクナビNEXTで応募 → 書類選考が通ったのでリクルートエージェントのコンサル担当者が引き継いで面接フォロー。という流れで転職しました。

今の会社はどこのエージェントでも紹介されたことがなかったです。意外とエージェントは見落としているけど自分は興味ある企業があったりするので、併用がススメです。

>> リクナビNEXTはこちら

GEEKLY

私はWEB系の仕事を探していたので、GEEKLY(ギークリー)も利用していました。

リクルートやdodaのような総合型ではなく、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

業界特化で専門性が高いため、コンサルタントも質が高いです。

特に丁寧な面談と企業情報からマッチングするので、面接通過率が非常に高いです。

IT・Web・ゲーム業界というとちょっと特殊な業界に感じますが、LINE・バンダイナムコ・マネーフォワード・チームラボなどよく知るサービスの大手も多いので、業界に興味がある場合は利用してみる価値ありです。

>> GEEKLYはこちら

転職活動で役に立った便利なサービス4選

  • ミイダス:自分の市場価値がわかる年収測定が無料でできる
  • OpenWork:実際に企業で働いている人の口コミが給与・待遇・社風などさまざまな角度から見ることができる
  • 転職会議:企業のリアルな口コミと求人情報を確認できる。気になる求人は応募も可能
  • Linkdin:海外でスタンダードなビジネス特化のSNS。企業からのスカウトあり

 

ミイダスは、とりあえず転職活動しようかなぁと思った時に、自分の市場価値を無料でサクっと診断できるので、活動前の目安として使ってみるといいです。

いろいろと市場価値を計測するサービスはありますが、正直単なる診断なので、低く出たところでそんなに気にしなくて大丈夫です。
 

転職会議はどちらも企業の口コミサイトなので、実際の社風や働いている人の雰囲気などを知ることができます。

私も実際に口コミを見て、受けている企業の社風がちょっと違いそうだなぁ…と思い辞退した企業もあります。

私はOpenWorkを使うことが多かったですが、転職会議の場合は求人とも紐づいています。利用しやすい方で良いと思います。
 

LinkedIn(リンクトイン)は聴きなれない人もいるかもしれませんが、アメリカ発のSNSです。海外では転職などでもスタンダードに使われていて、日本でも最近人口が増えてきた感じです。企業からのオファーも直でくるので、登録していました。

30代で初転職の私が、退職から2ヵ月で転職を決めたやり方

私はちょっと特殊な転職活動でした。まず先に会社を辞めてしまって、そこから転職活動を始めたんです。

12月に転職活動をスタートして、2月の頭には決まっていたので、年末年始で活動できない期間を考慮すると正味2ヵ月間の活動でした。

やり方は割とスタンダードだったかなとは思います。私が実際にどういう流れで動いていたかを紹介しますね。

12月初旬

  • まず大手転職サイト登録しまくる
  • 職務経歴書簡単に作っておく(関連記事誘導)
  • エージェントとの面談で転職の方向性と職務経歴書出す
  • 紹介してもらった企業の情報見る

これを大手4社(リクルートエージェント、doda、マイナビ、パソナ)それぞれで繰り返す。

12月下旬~1月初旬

  • フィードバックされた職務経歴書を作り直す
  • 空いている時間で転職サイト眺めてポチポチ申し込み

年末年始の休みに入ったので、職務経歴書のアップデートに時間をあててました。

職務経歴書は書いたものを、転職歴のある友だちに見せたりしてましたね。

人に見せるのは結構恥ずかしいんですが、自分の仕事を知ってる前提の書き方をしてる場合があるので、第三者の目があると磨かれます。

1月初旬~中旬

  • 面接の練習(dodaで模擬面接1回)

この時はまだ通過した企業はなかったんですが、想定問答でやってもらって、撃沈してました^^;

ただしっかりフィードバックをもらったのと、私的に一番の頭の悩ませポイント志望動機の作り方のアドバイスをもらったのはとても役に立ちました。

1月中旬~下旬

  • 書類通過
  • エージェントから企業の情報もらう
  • 面接の実践

年末年始に申し込んでいた企業からの合否がバシバシ届き始めます。

書類選考に通過したら、エージェントから企業情報をもらいます。こういうポイント押さえとけ!みたいなヒントをもらえるので、それを元に準備しました。

あとは実践。この繰り返しです。

2月初旬

  • 内定企業との調整
  • 面談、交渉

いくつかの企業から内定をもらった場合は、エージェントに返答時期の交渉をしてもらいます。

私は第2志望の企業が先に決まり、第1希望の企業は面接の開始が遅かったので、面接スケジュールを速めてもらうという調整もお願いしました。

あとちょっと特殊なんですが、私は内定後に企業と直接面談の際に交渉がありました。その時にリクルートエージェントの方とちょっとトラブルがあり…。

しかしdodaのコンサル担当者からアドバイスがあって、無事面談も終わり、なんと年収アップまでできました

リクルートのコンサル担当から「何をしたんですか…?」って言われました^^;
 

こんな感じで、私は退職して時間があったので、割とガッツリ短期でやりこんだ感じです。

ほとんどの人は仕事をしながらの転職活動だと思うので、もっと長期で考えてうまくエージェントを使うといいと思います。

まとめ:エージェントとの上手なお付き合いが超大事!

私は新卒から大手の企業でぬくぬく仕事をしてきたので、自分のスキルや転職活動にかなり不安がありました。

ただ、いい意味でエージェントをうまく使えた のが転職できた大きな理由かな、と思っています。

転職する場合も、結果的にしない場合もエージェントからもらえる情報はかなり有益です。特に初めての転職であれば必ず使うべきです。

行動するのは「無料&ノーリスク」ですからね。

今は転職市場が売り手市場ともいわれているので、ぜひチャンスをつかみにいってください!

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