- 大手に転職したいけど、大手ばっかり受けるのは不安…
- そもそも大手ってどんな人が転職できるのかな
- 大手以外も探すには何を基準に見たらいいのかわからない…
と悩んでいませんか?
せっかく転職するなら、やはり将来性や安定性からも大手企業にチャレンジしたいですよね!
本記事では、33歳の初転職で大手企業ばかり受けてきた私が、以下について紹介します。
- 転職で大手しか受けなかった30代の結末をお伝えします
- 大手へ転職できる人に必要なのはズバリ経歴?学歴?
- 大手以外をみるときのポイント3選
私の自己紹介はこちら。
Contents
転職で大手しか受けなかった30代の結末をお伝えします
まず、結末をお伝えすると、私はなんとか大手のメーカーに転職できました!
ただし、転職活動が順調だったかというと、まったくそんなことはありませんでした。
大手だけを受けていた理由
そもそも何故大手ばかり受けていたのか?
理由はシンプルです。元々大手メーカーに勤めていたから。
そして、メーカーのネームバリューが捨てがたかったから。
大手メーカーにいたなら、転職でも有利なんじゃないの?
転職市場で、大手にいたからといって大きくは影響はしませんでした。なので書類選考では普通に落ちまくりました。
私は会社で特別優秀だったわけでも、特別な実績があったわけでもありません。
むしろ大手のゆるい社風の中で、ぬくぬくと仕事してました…汗
なので転職はどちらかというと、職務経歴書や面接などのテクニックで乗り切ったと思っています。
>> 関連記事:成功する職務経歴書の書き方
ちなみに私が会社を選ぶときに基準にしていたのはこちら。
- ネームバリューがある
- 自分が興味のあるサービス・プロダクトがある
- できればBtoC
- 年収が下がらない
めちゃくちゃw
私の場合は極端ですが、人それぞれ興味が持てる条件は違うもの。
大手だけじゃダメとか、中小企業も入れた方がいいとか、個人の判断で決めればいいと思います。
ただし、どういうスタイルを取ったとしても、きちんと何がリスクかを認識しておくことは重要です。
実際に受けた企業名を公開
正直、全部は覚えてないのですが…
面接までいったものと、書類で落ちたものも合わせるとこんな感じ。
※青字は面接まで行った企業
業界はバラバラ。
共通点は、聞いたことがある大手であることくらい。
ただし、応募した職種はすべて同じです。
はっきりいって、私のように選ぶ企業の業種がバラバラでも問題ありません。
どちらかというと、メーカーを選んでいる理由や職種など、ブレない理由 持っていたので、面接で落とされることはありませんでした。
結局、大手だけ受けたのはよかったのか?【本音】
結論、よかったです。
やはり大手に入って、福利厚生も手厚く、安心して働けると感じています。
また、「大手に入りたい!」という私なりの軸があったので、転職活動もしやすかったです。
ただし、今思うとかなりリスクは高かったかなと。なぜなら、私の場合は先に会社を辞めていたから。
在職中に活動するのであれば、どんどん大手でも受ければいいと思います。
職種や部署によって、時期も条件もバラバラで求人が出ているものです。大手を狙っているのであれば、長い目でみて、挑戦するといいと思います。
リクナビNEXTあたりでどんな企業があるか、ポチポチ見てみるといいと思います。私が今の会社を見つけたのも、年末にリクナビを眺めていた時でした。
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大手へ転職できる人に必要なのはズバリ経歴?学歴?
大手の転職に必要なのは、ズバリ以下の3つ。
- タイミング:求人タイミング、入社タイミングがマッチする人
- 人柄:社風に合うか、チーム内・他部署とうまくできそうか
- スキル:募集職種を問題なくこなせるか
え・・・?高学歴の人とか、すごい経歴の人とかじゃないと無理なんじゃないの?
はっきり言って、転職市場で学歴は見られていません。
社内の新卒組は国立大や、早慶MARCHの人が多くてビビりました。でも、転職組に聞いてみると、意外にも全然でしたw かくいう私もMARCH以下の大学。
新卒の時のような大量採用ではないので、学歴だけでの足切りは基本ないです。
もちろん、経歴はもある程度は大事です。ただ、それも絶対ではありません。
私はEコマースの職種で応募していたのですが、同じ面接には元ヤフー、元楽天の人も受けていたそう…!
つまり、1メーカーの担当者レベルでもすごい経歴の人に勝てる、ということ。
ちなみに、私の前任者も中途で、九州の小さなメーカーでEコマースの担当をしていた方!
大手ばかりを受けてきて、企業によって「合う」と思われる人は全然違うことがわかりました。
企業が欲しい「タイミング」で応募して、チーム内で問題なくコミュニケーションできる「人柄」で、業務ができる「スキル」がありそうか。
結局はこれらの要素が大きかったです。
選ぶ職種によって大手はかなり難しい
大企業の花形部署は、はっきりいって相当な実績がないと難しいです。
たとえば資生堂のマーケティング部とか。
広告代理店で実績つみまくってる人が来るので、実績に自信がないとかなり難しい。
ただ逆をいえば、それ以外は割と入る道があるということ。
とりあえず応募するだけなら何のリスクもないので、サクっと応募してみましょう。
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補足:企業がいう人柄って本当に必要なの?
実際、これはかなり見られています。
特に歴史のある大手であればあるほど。
私が以前いた大手の企業も、面接で入ってくる中途の人は、どこか社内でも馴染む雰囲気の人が多かったです。
他にも、超大手の玩具メーカーで採用面談をしている方も、チーム内にいても違和感がないかは重視していると言っていました。
ちなみに、私が今の会社に受かった理由の1つに「長く働いてくれそうだから」と言われました。
転職をガンガンしてキャリアアップしてきた人たちより、会社に馴染んでくれる人が好まれたということですね。
どちらが好まれるかも、企業によって全然ちがいます。
大手以外をみるときのポイント3選
そうはいっても、大手ばかり受けるのはリスク高すぎな気がする…
私は大手ばかり受けてきましたが、けっして転職活動がスムーズだったわけではありません。
当然、書類で落とされまくりました。
面接に行けなければ、実践を積むことすらできないので、あまりよくない状態です。
エージェントから大手以外の会社を紹介された際に、私が選ぶポイントにしていたのは3つです。
- その①:興味が持てるか
- その②:戦える職種か
- その③:将来の転職で活かせるか
その①:興味が持てるか
「なぜ大手がいいのか」
これを自分の中で明確にした方がいいです。
- 有名なサービスがある → 大手以外も有名なものを作っている企業はたくさん
- 福利厚生が整っている → 福利厚生が充実した会社を選ぶ
- 立地がいい → ベンチャーや中小企業でも一等地にある。リモートワーク対応も多い。
- 年収が高い → どこまでが許容範囲か決める(現状維持・〇〇円以上など)
ゆずれない要素があるのなら、それを軸に探してみると意外な出会いがあると思います。
知らない企業を自分で探すのは少々ハードルが高いので、エージェントに条件を伝えて探してもらうと楽ですよ。
その②:戦える職種か
自分のやりたい職種、もしくは使える職種があるなら、それを軸に求人を見るのが手っ取り早いです。
たとえば営業なら、営業スキルは応用がきくので、つかえそうな職種に転換するのもありです。
自分のこれまでの職種が嫌いでなければ、似た職種で探すのももちろんありです。
その③:将来の転職で活かせるか
どうしても大手に行きたい!!という断固たる決意がある場合、最終的に大手に入るためには、どういう経歴をたどればいいだろう?という視点で探すのもありです。
専門知識や経験をつめる企業や、マネージメントを経験できるポジションのある企業など。
ただ、声を大にして言いたいのは、大手だろうと中小だろうと、とにかく受けてみること!
似た業種、職種でドシドシ受けて、面接練習も兼ねてやるといいです。
私はエージェントにも面接練習してもらってかなり役立ちましたが、結局は本番で実践するのが一番勉強になりました
まとめ:転職は長期目線で!まずは受けたいところを受けてみよう!
大手を狙いたいなら、自分が申し込めそうな求人が出るタイミングが結構重要。
そのためにも、出てきたらすぐに申し込むぞ!というくらいの気持ちで転職活動をするといいです。
短期で終わらせたい気持ちが先走り過ぎると、いいチャンスが巡ってこないかも。
転職すること自体は大きな決断ですが、転職活動はノーリスク。
まずは気楽に、他社をのぞいてみる気持ちくらいでやってみるといいと思います♪
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